先日、フィレンツェのかなりマイナーな、Delの行きたかった博物館について書きましたが、
今日は間違えていった方の博物館について。
間違えたけど、楽しかったよ!!
だから帰国するまで、違う博物館に行ってたことに気づいてなかった私。
ほんっと、ボケてるのよねぇ。
さて、この博物館、フィレンツェ大学の解剖学部内にございます。
この間、間違えた博物館はフィレンツェ大学病院の一部。あ〜、まぎらわしい。
博物館の2/3が、動物学セクションで、昆虫・動物の標本や剥製。
私が見たいのは、もうお気づきだと思いますが、残りの1/3部分。
解剖学セクションです。
まず、入り口には、カブトムシのような普通の虫から、深海にいる多足生物、軟体生物など
今まで見たことのないような海の生物・山の生き物が、びーっしりと陳列されています。
その次に、その辺の動物園よりもはるかに多い数の動物のはく製が。
その中に、こんなのもありました。

絵付の額の中には「オオサンセウウヲ」と日本語で書いてありました。
そう、日本の天然記念物、オオサンショウウオでございます。
初めて実物をみました。こんなところで、日本のものに会えるとは。
でね、私の見たかったのは、解剖学セクションの蝋製解剖人体模型
一言で言うと、医学用の人体模型です。まずは、どのような標本かご覧ください。
※写真の一部分をサムネイルにしています(クリックすると全体像が見られます)


苦手な方は後半へ

こういう、1793年の医学書、

ペストで、地獄絵図と化した状態を小さな蝋細工で表現しているものもありました。

前半にありました頭部。
これは、17世紀にGaetano Zumboガエターノ・ズンボの「恐怖」という作品です。
(横にある額にはCAJETANVS ZVMBO Hallerと書いてありました)
蝋であるのに、驚くほど精密にできていました。
ほかに、血管や神経・内臓・脳・胎児の成長など、たくさんの模型と解剖図を
見ることができます。
私ね、高校生のとき、授業で豚の目の解剖をしたんですけど、
ものすごく興味深くて好きでした。
グロイとか、エグイとかいわれるものを見るの、私小さいときから平気なんです。
この博物館は芸術かつ、医学標本ですから、怖くてキャーキャー言っちゃう人は
行かないほうがいいですよ〜。
ここね、マイナーな場所だから、人があんまりいません。
博物館と入り口に書いてあるけど、車が入るのがメインって感じの入り口で(笑)
人間は隅を通って、突き当りの彫刻のある所までいって、上に上がっていきます。
入り口まで、私、誰にも会いませんでした。。。
多分ね、ここ、予算がないんだと思う。
館内案内の紙がA4コピー用紙(笑)
しかも裏は、以前使っていた説明に上から大きくペンでXが書かれていました。
そして、8月のど真ん中にいったのに、クーラーなし。
暑かったぁ。イタリアはクーラーのないところが多いけど、
ここ、博物館よ。
剥製の状態を保つためには必要だと思うけど。
あふれんばかりに豊富な剥製たちが陳列しているのは、すぐにでも開けられそうな
普通の薄いガラス戸棚。
数人訪問者がいたけれど、同じ部屋に自分だけということがほとんどで、
動物の剥製をみているというより、自分が見られているような錯覚を起こしました。
でもね、ここ、動物も、虫も、海の動物も(しかも、相当大きいものまで)
かなりの数を展示してあるので、生態に興味のある方は楽しいと思います。
そして、人体に興味のある方は、後半に芸術的標本が。


スペーコラ博物館
動物学博物館
La specolaは、天文台のこと
ここ、むかし、上に天文台が
あったんです〜。
今も入れるかどうか
わかりませんが。
昆虫と動物の
豊富なコレクションと
蝋製人体標本コレクション
の博物館。
月・木・金曜は動物学セクションのみ
解剖学セクションの開館は火・土曜の
9:00-12:00
La specola
住所:Via Romana 17
電話:055‐2288251
行ってみてね〜



















この記事に対するコメント
こんにちは とっても楽しいじゃありませんか〜!
蝋にしておくにはもったいぐらいの艶かしさ。普通の蝋人形って蝋にする意味があまり感じられないんですが、“アタシを見て〜”って言ってるみたいでゾクゾクします。
“行きたい指数”がかなり上がりました!
♪永ともさんへ♪
こんばんは!うほほ〜、気に入ってくださいましたか?
(なので、このときは別行動)
永ともさんだったら、ここを好きって言ってくれるだろうなぁって思ってました(笑)
友人Mちゃんは、どん引きでしたが
すごいのよ、ここ。本当にリアルで、芸術でした。
フィレンツェに行かれる際には、ぜひっ!おすすめです。