
ワタクシ、ヨーロッパの(ハワイもそうだったけど)オレンジ色のライトが大好き。
部屋の中だと「文字読みづら〜い」って思いますが、
外のライトは断然これがすきです。
ここは私の好きな地区、トラステヴェレTrastevere。
「テヴェレ川の向こう」という意味の名前のようにテヴェレ川の上で取ってみました。
街灯のライト部分が若干傾いているけどピサよりまっすぐだから多分大丈夫でしょう(笑)
最初ね、いい感じに撮れたわと思ったら、光が爆弾みたいになっちゃってて!

みる?ほれ
ね、爆弾写真。
やっぱり普通のデジカメ(しかも10年選手)
じゃだめなのね。おほほ。
ここは、夜、人がわんさか集まってきます。
おいしいピッツェリア
やレストラン
、パスティッチェリア
(お菓子屋さん)があったり。ローマの下町といったところです。
ナポリやベネツィアでみるように、
向かいの建物へロープが張ってあって、
そこに洗濯物をほしてたり。
散歩するだけでも、とっても味のある地域です。昔、ユダヤ人がたくさん住んでいたので、
第二次世界大戦のときに、2000人くらいの方が強制収容所に送られたという悲しい歴史もあります。
ローマでいつも一緒だった、ブルガリア人のダニは、この地域に住んでたの。
ワタクシはそこからトラム(市電)で、10分くらい先のところだったんで、
夜
はよくこのあたりですごしました。友達の知り合いのローマ人にも連れて行ってもらったのですが、
夜中の2時くらいになっても、週末は広場には人がいっぱいでびっくりしました。
眠くないのかローマ人。ワタクシは、眠かったぞ。
ローマ人いわく、このあたりは芸術家がたくさん住んでいるそうです。
ちょうど川沿いにトゥリルッサ広場(Piazza Trilussa)というところがあるんですが、
夜になると自分の作品を売る若い人たちの露天が出ています。
それに沿って奥に入っていくとバーやお店が見えてきます。
いつも↓ぽっちんアリガト!


ある日、学校帰りに、ダニと二人でサンタ・チェチェリア・イン・トラステヴェレ教会に向かっていたら、
入り口がわかんねー
Oh,No〜ダニに、「Delはもうローマ3回目なんだから知ってんじゃないのかよ〜
」と突っ込まれつつ、近くのトラットリアのテラスから、荷物を運び入れていたおにいちゃんたちに、
「教会の入り口どっちですかー?」って柵の外側から聞いたら、
「まっすぐ行って、すぐ右だよー。それにしても、君たちべっぴんだねー。
キレイなんだから、教会に行っても修道女になっちゃだめだよ(ウインク)」だって。
「がはははー!今日はいい日になったよー。アリガトネー」ってお返事しておきました。
お兄ちゃんのセリフにダニが受けちゃって(ローマ人ってみんな多かれ少なかれこんなのだから)
「ほんと、ローマ人って道を歩いているとヒューヒュー言ったり、クラクション鳴らしてみたり、
ひとつ聞くとかならずこういう言葉を付け加えるよねぇ。そのエネルギーはすごいよねぇ」って
二人でゲラゲラ。
あー、やっぱりローマは、大阪みたいですねぇ。
こういうの嫌いな人は「うっとうしい」とか「軟派だ」とか言うかもしれませんけど、
所詮本気じゃなくて、言葉遊び(つか、挨拶)ですから、軽く受け流しとけばいーんです。
(本気じゃなくても)キレイっていわれて悪い気しないし。
こういうきっかけで、話し始めて友達になったり、情報をもらえたりしますし、
人を選ばなくてはいけないけど、軽く会話を楽んでもいいんじゃないかな。
(「Ciao,bella!どこいくのー?ねぇねぇ・・・」って感じの人はだめですよ〜。
本気であなたのことを好きなイタリア人は、こういうこと最初っから言いませんからね。)

さて、昨日はイタリアの映画を見ました。
La finestra di fronte 向かいの窓(2003年)
特に見たかったというわけでもなく、たまたまイタリア映画がこれだけだった
という理由で見始めたんですけど、気に入っちゃいました。
ローマ
が舞台だったということもありますが、メインの登場人物である老人が、いい味出しているんですよ。
この方、マッシモ・ジロッティという方で、若いときから俳優さんだったみたい。
この映画が遺作となったそうで、彼にこの映画をささげると最初に出ていました。
家族の日常、外国移民の生活、ちょっとした恋愛話と、ミステリーの(というほど大げさでもないけど)が絡み合いながら進行していきます。
この老人がね、記憶喪失、うつ病、心臓病など色々あるんですけど、時々眼光鋭くなったりして、
いい味出してるんです。後半の身元がわかってからの存在感が、すごい。
彼がいなかったら映画全体に深みが出なかったと思うわ。
この映画にトラステヴェレが何度か出てきます。自分の歩いた場所が出るとウレシイですね。
これに出てくる、主人公の向かいの部屋に住む銀行員がね、私の知ってるイタリア人に
そぉおおおっくりだった!!しかもこの人も、銀行の部長やってるの。
本人はこれの15歳くらい年齢が上なんだけど(あー、あの人どうしてるかなぁ)。
かっこよい設定だったんだろうけど、出てきたとき思わず笑ってしまった。
あとね、終わりのほうに出てくる机いっぱいのお菓子たち。
これがね、セリフの代わりに、画像で伝えてくるんです。
さて、先ほどの老人が、最後のほうで主人公の女性に言うんです。
(ちょっと聞き取り間違ってるかもしれないけど)
Non si accontenta di sopravvivere.
Lei deve pretendere di vivere in un mondo migliore.
Non solotanto sognarlo.
Io non c'`e la fatto.
無為に生きるのではなく、
よりよい世界に生きることを求め続けること
夢を見るだけではいけない
私は出来なかったが
っていうんです。
この老人の生き様あっての言葉なので、響くんですよ〜。
それで主人公の女性は、「生活のために(稼がないと)」とか「もう年だから、今からじゃ」って
あきらめていたことを始めるんです。
ワタクシもなんだかんだ理由をつけて挑戦していなかったイタリア。
そろそろ自分のためだけに選択することをしてみよう・・と、この映画に、後押しされたような気になりました。
基本的に、ワタクシ、自分の都合のいいように解釈しますから(笑)、はい。
ビジネスでは、ピンチはチャンスなんです。なのでワタクシこのピンチをチャンスに変えてみます。
物が豊富な日本だと見落としそうな、幸せはどこにあるか、どう生きるかに気づく映画です。
アメリカ映画のように、すごいクライマックスじゃないけどとても良かったです。
いけない、また今日も長くなっちゃった
いつも最後まで読んでくれてアリガトウ




















この記事に対するコメント
Trastevere!
ローマの下町&「テヴェレ川の向こう」って意味なのね! ありがとう!!
って言われても、なんのこっちゃって感じでしょうけど(笑)。
実は、V市内にこの名前のイタリアンレストランがあるのです。結構美味しくて、この辺じゃ有名。ついこの間の土曜日も、日本人仲間とそこでお食事会をしてきたところで、誰かが「Trastevere」ってどういう意味?なんて聞いていたのでした。そういえば、お店のロゴが「真実の口」だっけ!? ローマの・・・あれなのですよ。
☆Kuraさんへ☆
Kuraさん、こんばんは
お礼をいわれちゃったわ〜。ナイスタイミングだったのね、よかったわ。
ローマにきたら是非、テヴェレ川沿いのお散歩なんぞしみてください。楽しいよ。あ、でも刑務所も川沿いにあるのよねぇ。その辺は昼でも怪しい雰囲気だからそこは避けてね〜。
そのレストランはローマ人経営なのかしら?ぱりぱりの薄い生地のピザかしら?私も行ってみたいです!
うーん、経営は残念ながらオーストリア人ではないかと・・・。
そこは、パスタよりピザの方がおいしいよ。薄い生地だけど、ローマのと比べるとどうなのかしらん???
☆Kuraさんへ☆
そっか、そっちの人の経営なのね。でもま、おいしければいいよ!
実は、オーストリアのパスタは柔らかくって、初めて食べたとき、ちょっとびっくりしました・・・。
ほら、日本のイタリアンレストランって、イタリアで修行してきた人が多いから・・・。
よしっ!そのレストランにいったら、ピザを食べよーっと(笑)
ローマのピザは薄くてパリパリよ。1枚なんてペロリ♪よ。ナポリのは、モチモチです。
私はどっちかというとナポリ派です。でもフォカッチャはローマの物がおいしかったです。
やっぱり今度いったら、Pさんにそこに連れて行ってもらおーっと。
そのときはKuraさんも、ぜひっ!