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ミツバチ印の宮殿

頭重い像
こんなおじさんたちがいっぱいいる入り口。左側に見える、下り坂。

先日の→「ローマで静かな場所」の続きです。ローマの街中だけど静かな場所。
軽いお散歩ができるお庭つきです。しかも夏の観光シーズンでも人が少ない。

国立古典絵画館
前回の古びた様相とはうって変わって、ほら、表はこ~んなに立派できれい。


これで、もうわかっちゃったかな?ここはガイドブックによく載っているから。

ここは・・・・・



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バルベリーニ宮

  バルベリーニ宮

  またの名を

  国立古典絵画館

  と申します。

  14世紀から17世紀のイタリア美術の
  傑作が納められています。

  入って左側の入り口には行かず、
  そのままアーチの下を
  直進していくと
  先日の写真にあったものや、
  こんな↓景色が見られます。



中央に螺旋階段のある、建物とか↓、バルベリーニ家の紋章の蜂さんとか↓
庭園内


バルベリーニ家は、巨額の富を持つ一族でしたから、ここだけでなく、幾つかの教会や建物で
このミツバチの紋章を見ることができます。

絵画が好きなワタクシ、ここは中に入りました。
内部の写真はございませんが、 フィリッポ・リッピの聖母子像(Madonna col Bambino)や、
ラファエッロのフォルナリーナ(La Fornarina)
(ガイドブックには粉屋の娘って書いてあったけど、粉ってFarinaだよね?
FornoのFornarinaだったら、パン屋の娘じゃ・・・聞こえがいいように訳したのかな?)

ローマ出身、第239代ローマ教皇、クレメンス10世の絵も。
彼ね、すっごい気が弱そうな顔してるんですよ。それで印象に残ってます。
教皇ってもっと偉そうな顔してない?今の教皇ベネディクト16世(ラッツィンガー)みたいに。
クレメンス10世は、79歳という高齢で教皇になったので、そのせいかなぁ。

ほかに印象に残っているのが3つあります。

1.カラヴァッジョ作
 「ホロフェルネスの首を切るユーディット(Giuditta che taglia la testa a Oloferne)」

  これね、首を切っているユーディットよりもそのそばにいる人の表情が印象的な絵です。
  「うわっ~」って顔をしかめて首を切っているユーディットと
  「そうだ、やれ!」って感じで目を開いているおじいちゃん。このおじいちゃんが怖いのよ。。。

2.グイド・レーニ作 「ベアトリーチェ・チェンチ」
  フェルメールの青いターバンの少女にすごく似ている絵。
  こちらが先にかかれた絵で、フェルメールに影響をあたえたといったほうが正しいですね。
  本当によく似ているので一目でわかります。フェルメールより繊細な感じです。
  茶と白と黒だけという、その単純な色彩でベアトリーチェの悲しみがにじみ出ています。
  これは彼女の処刑前に描かれた絵です。実父殺害で。

  こうやって聞くと悪い娘に見えるけど、この父親がひどかった。
  女癖がわるくって、今で言えば強姦もしてたのね。ローマにいられなくなって郊外ににげるくらい。
  この父親に監禁され、自分も強姦&虐待されていたベアトリーチェは、
  継母や使用人の協力を経て父親を殺害。
  この当時、身内殺しは極刑だったので、一族皆処刑に。
  ただ殺した理由が理由だったので、市民は反対したらしいけど、
  教皇クレメンス8世が「やれ」と。
  皆殺しにすれば、財産没収&恨みをかわないからねぇ。
  権力をもっているところは、いつの時代も、ろくな人はいません。

3.ピエトロ・ダ・コルトーナ作 
 「神の摂理の勝利 (Trionfo della Divina Provvidenza)」

  これがまたすごい。大サロンの天井いっぱいに描かれたフレスコ画です。
  四隅にゴールドの円があるんだけど、これが彫刻かと間違うような立体感。
  そのほかに、真ん中あたりに、左手に本を持った女性がいて、その後ろに天使がいるの。
  女性は右後ろを振り向き、天使と微笑みあっているという絵で、
  これが私の一番気に入った部分です。

  大サロンには長いすのソファがあって、人が少なければ、そこに横になって
  真上の天井画を眺められます。


チケットを購入して、見学スペースにいったら、左から見学をしてください。
最初の部屋が大きくて左右に道があるので、回廊のように、ぐるっと一周回れるかと思いきや、
ここはなんと一直線。ほれ。
見学のスタートは5番の部屋の下の入り口になります。
なので、すぐ左に曲がって1の部屋から見ないと、5-8の部屋だけ見ることになります。

バルベリーニ宮

いったん右に行っちゃうと左へはもどれないので、気をつけてくださいね。
ちなみに、左側にフォルナリーナがあります。

この建物ね、1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式で、それぞれ意匠が異なっています。
外観は、しっかり見ずに、中に入ってしまいがちですが、入る前にちょっと立ち止まってみてね。


<おまけ>
バルベリーニ宮のチケット。
ヘンリー8世

バルベリーニさんかと思いきや、イングランドおよびアイルランド王、ヘンリー8世です。
これは、4度目の妻との再婚のときの姿。どおりで豪華な服装です。
亡くなるまでに6人の妃をめとり、なんと14世紀&カトリックなのに、数回離婚した!
しかも離婚、処刑と次々に妻を変え。
でも、数ヶ国語を理解し、楽譜をかいたりと多才ではありました。
カトリック修道院の財産を没収(権力と財産ありすぎだったもんね)という、
今で言う議員の財産没収みたいなナイスなことをしている人でもあります。


バルベリーニ宮
Galleria Nazionale d'Arte Antica di Palazzo Barberini
Via delle Quattro Fontane, 13
00184 ROMA

火曜~日曜 
8:30-19:30(チケット購入は19:00まで)
5ユーロ

長いの読んでくれて、アリガトね
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この記事に対するコメント

おお・・・

最初このテンテン眉毛を見たとき、あれっ?これって・・・
と思ったら、やっぱりヘンリー8世でしたね。
って何世かは覚えてなかったんですが、絶対英国の国王の顔と思ってみましたがなんでチケットに印刷されてるんでしょう・・・
肖像画があるとか?

私はねこの宮殿じゃなく、バルベリーニ広場に思い出があります。もう20ウン年前、初めてイタリアに行ったとき、ホテルピックアップの観光バスに乗ったのに、突然そのバルベリーニ広場で降ろされて、そりゃ有名な場所かもしれないけれど、突然降りたら自分達がどこにいるのかもわからない。
当時はイタリア語もできず、すごく苦労してそのあとトレヴィの泉に行ったことを思い出しました。
国立古典絵画館には入ったことないですぅ~

【2009/03/07 】URL | がっちゃん #FC.lYLE.[ 編集]

◎がっちゃんさんへ◎

そうなんです。ハンス・ホルバインの「ヘンリー8世」の肖像画がこの絵画館にあるんです。
チケットに使うということは、バルベリーニ所蔵のなかで有名どころだったんでしょう。
それか当時のこの絵画館の偉いさんが、「これ!」って決めたか。

バルベリーニ広場からトレビの泉へは、まっすぐいって左に曲がると、私も今なら、さっと地図が頭に思い浮かびますが、初めてのイタリアで突然あそこで降ろされたら、焦るだろうなぁ。
確かに、あの広場のあたりに、たくさん観光バスが止まっていましたから、あそこはそういう場所なんでしょう。
でも、突然降ろすなんて、きっと運転手はイタリア人に違いない(笑)

【2009/03/09 】URL | Delfino  #a/t0Oy26[ 編集]

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