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海外と日本人

「会社を辞めてまで留学する人がいるなんて、日本人はおかしい。ばかみたい。ありえない。」


こんな風に、イタリア人の同僚が言っていたことがあります。
とっても、直球な言い方だけど、彼らから見て違和感があったのでしょう。

でもね、私から言わせると、これは日本の社会を知らない人が言うセリフだと思うんです。

イタリアも日本と同様20日有給があります。で、この日数、しっかり休めます。
祝日は少ないイタリアですから(日本は、海外諸国と比べると多いです)、この休みがなかったら本当に休みがないです。

一方、日本は祝日があるとはいえ、連続の休みは平均1~3日。
有給休暇が20日あったって、病欠以外会社を休めないのが普通です。
大手や公務員なら組合も強いし、休まなければならない(休むのが当たりまえ)雰囲気で休みもとりやすいかもしれない。

でも、一般企業は無理です。
最大とっても連続5日なんじゃないかなぁ。5日取れればいいほうだと思います。

そんなイタリア人に、「休みを取っていけばいいのに、仕事をやめるなんて。」といわれてもねぇ。

「5日取れるか取れないかなんだよ」というと、

「えっ!?う~ん・・・・(じゃあ、行けないよね)」と唸ります。

日本人がバカなんじゃないんだよ、イタリアと日本は違うのだ。


ただ、イタリアの言い分もわかるんです。


イタリアは失業率が高いし、仕事があっても非常に安い給料です。
平均900ユーロ(14-5万)。
これじゃ、夫婦とも働いているとか、家屋を相続したとかでないと暮らしていけないですよね。


「生活がままならないのに、いくら勉強のためとはいえ、貯金をはたいて、海外に勉強しに行くか?」


というのもわかります。

私も、仕事中心の生活を送って、家族を養ってきましたから、仕事がなくなる不安というのは大きい。
だから、会社を辞めてまで留学する人を、「私はできない」と思って見ていました。


留学は、未婚、若い年齢層、仕事のやりがい(内容なり給料なり)が低い人が行するものだろうと思っていました。

でも一方で、同僚が会社を辞めて、勉強しに海外に行ったりするのをみてものすごく羨ましかった。

それが、MBAをとりにいくにしろ、語学留学にしろ。

勇気ある冒険をする、その気合と度胸と計画が私にはなかったんですよね。
大学生のときは経済的理由で留学できず(外国語学部だったので、周りは行く人が多かったのです)。
でもま、このおかげで、留学組みに負けるもんか!と勉強することができたんですけどね。

リスクが大きい、留学。
行って、何を得たかで、日本へ帰ってからの就職活動の時の話し方が変わってきます。

休職させてくれる会社はそう多くはない。

私が旅行や、出張で欧州、アジア、北米と関わって、受けた刺激は計り知れません。
価値観が普遍でないことも、身をもって感じますし、視野が広がります。
そして、世界を知れば、日本をもっとよく知ることになります。
日本のことを説明する機会が増えますし、違うものに触れることで、日本の良いところも悪いところも見えてきます。


社会人にとって、会社を辞めなければ行けない、留学。それでも行く人が後をたたない日本。
その理由は何だろう。

今日、以前のクラスメイトがカナダに旅立っていきました。えぇ、会社を辞めて。
確かに彼は馬車馬のように働いていましたからね~。

短期でもいい留学したことがある人のその後を聞いてみたいな
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