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イタリア人と名前

私の知り合ったイタリア人の中で、何人も、本名を使っていない人がいました。

これ、意味わかんないでしょ

私もはじめはそうでした。
Jonathan(ジョナサン)のことをJohn(ジョン)と呼ぶようにただ短くしているのかと思ったの。

また、日本でも、親しい間柄だと愛称で呼んだり○○ちゃんなんていったりします。

でも、仕事のときは使わないじゃない?そんな感じかな~なんて。

しか~し、イタリアは違った。


ある女性(60代)は、ミンマと呼ばれていました。私も呼んでいました。
が、これ、本名じゃなかった

だって、「ここにサインください」ってときにもこの名前使っていたんだも~ん
知り合ってかなりたって、彼女の本名を知った、ワタクシ。

本名はジャンミンマ

これはただ短く呼んでいるだけかと思ったら、違うんだって。別の名前なんだって。
ミンマっていうだけの名前の人がいるんだそうな。
彼女、自分の家族から友達まですべての人にこの名前で呼ばせてました。

同じように、アントニエッタ(ニェッタに近い発音)は、アントネッラって呼ばせてました。
自分の子供にも。

えー、なんか印象が変わっちゃ~う。別の人みたい。

類似名っぽくてなんか変な感じ。アントネッラとアントニェッタは別名なのに。

本名使うときなんてあるの?って聞いたら、 「法的な書類を書くときだけ」だそうです。

そもそも、な~んでこういうことがおきるかというと、


本名が嫌いだから。

えぇ~嫌いだからってそんなことしていいのぉ

が、イタリアは、いいらしい。

さすがイタリア(いろんな意味で)。

自分の名前がいやで、通り名(って言い方古い?)がまかり通っちゃうんだ。


イタリア人の名前は、むかーしむかしの聖人の名前がついている。
あ、最近はそうしない人も増えてきましたけどね。でも、圧倒的に聖人の名前を持っている。
だから、イタリア人は、自分の誕生日のほかにオノマスティコ(Onomastico)といって、
自分の名前に対応する聖人の日もお祝いをする。

感覚でいえば、二度目の誕生日。
いや、むしろオノマスティコのほうが祝ってもらってるんじゃないか?ってくらい。
自分の誕生日は、自分が周りの人にご馳走しなくちゃいけないから。

どうやって、その聖人の日がわかるの?とお思いの方
答え↓
カトリックのお国柄だからか、イタリアには、各聖人を祝う日が決められているのであ~る。

たとえば、あなたのお名前が、エルマンノさんとします。そして、誕生日が11月2日だとするでしょ。
で、今日4月7日は、S.ERMANNOの日。
だから、今日は、あなたのオノマスティコなのであります。おめでと~ってな具合です。

すごいよね、何千年も前の名前をいまだにつけているって。
あなたの隣に、彦左衛門っていないよね?

すごい国だよ、イタリア。


日本で○○家の名前が絶えないように、娘のだんなさまが養子になったとか、
私の名前はおじいちゃんの文字をひとつとってつけていますなんて耳にします。

家の名前や家族の名前を大切にするのはイタリア人も同じ。

伝統を守っているのは南のほうが多いですが、男の孫が生まれると、おじいちゃんの名前をつけます。
女の孫の場合はおばあちゃんの名前。
ただし、女性の場合はおばあちゃんの名前を使わなくても、問題ないんだって。

でもさ、本人からしたら、おじいちゃんは好きだけど、その名前を自分につけられてうれしくない場合もあるじゃない?

時代にそぐわないとか。
っていっても聖書に載ってる名前つけてるから時代も何もあったもんじゃないけどね~。


今日も読んでくれてどうもありがとう
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